各部門のご紹介

病棟

  • 患者様が安心して療養できるような環境作りを心がけています。
  • 患者様やご家族が安心して自宅または施設へ退院できるよう、多職種と協力して支援していきます。
  • 入院中は生活に必要な動作を積極的に取り入れ、日常的にリハビリができるよう取り組んでいます。

看護スタッフ

病棟:看護師長・副看護師長
   看護師・アシスタント
勤務:3交代制・固定チームナーシング
外来:看護師・アシスタント

※当院の看護師は岡山医療センターでの勤務経験があり、様々な分野と幅広い年齢層のスタッフで構成されています。

多職種による三大カンファレンス

高齢化社会において早期在宅退院を目指すため、全ての医療職が同じ目標に向かって患者様やご家族を支援しています。

①入院時カンファレンス

<参加者>
患者様・ご家族・医師・看護師・ソーシャルワーカー・管理栄養士・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・薬剤師
<内容>
ご家族や地域の支援担当者より情報を提供して頂き、患者様の今後の目標を設定していきます。

②定期カンファレンス

<参加者>
医師・看護師・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・ソーシャルワーカー・薬剤師・管理栄養士
<内容>
入院中の経過や問題点、目標の達成状況など各部門で情報提供して話し合います。

③退院前カンファレンス

<参加者>
患者様やご家族を中心に院内から医師・ 看護師・ソーシャルワーカー・理学療法士・作業療法士・言語聴覚士・管理栄養士・薬剤師、院外からも介護支援専門員・開業医・デイサービスのスタッフ・福祉機器の担当者など
<内容>
ご家族や介護支援担当者などに患者様の現状を情報提供し、退院後の生活や支援について多職種で話し合います。

病棟でのリハビリ

日常生活における全ての動作がリハビリとなり、病棟でも看護師が積極的にリハビリに取り組んでおります。またリハビリ室が休みの日は看護師が病棟で歩行訓練や摂食訓練など行っています。

看護学生の実習

岡山医療センター附属看護助産学校の実習を受けております。学生もチームの一員となって一緒に患者様の支援をさせていただきます。

訪問診療

特殊な処置がある患者様に対して訪問診療を行っています。患者様の状況に合わせて多職種が医師に同行します。

放射線科

放射線科は、診療放射線技師1名体制です。一般撮影・透視撮影・CT撮影・骨塩定量測定等の放射線検査を主に行っていますが、岡山市健康診査の肺がん検診、胃がん検診(胃透視のみ)も実施しています。当院は、岡山県肺がん精密検診機関に認定されており、肺がん精密検診(二次検診)にも対応します。
撮影した画像は、岡山医療センターの放射線科医が遠隔画像診断を行っており、質の高い診療情報を提供しています。
また、放射線検査全般について、外部医療機関からの検査依頼を受け付けており、近隣の開業医の先生方からの画像紹介件数は、年々増加の一途です。検査依頼の方法等について御不明の点があれば、当院放射線科にお気軽にお尋ねください。
今後も御津地区を中心とした地域包括ケアに貢献できるよう頑張ってまいります。

放射線科受付

CT装置

機器紹介

一般撮影 CR装置(REGIUS)
骨塩定量 骨密度測定装置(Dischroma Scan)
透視撮影 デジタルX線TVシステム(Raffine)
C T撮影 MSCT(Activion16)

画像紹介件数

お知らせ

画像紹介をご希望の方は当院の放射線科にお気軽にお尋ねください。

栄養管理室

入院中の食事について

患者さまに安心・安全で美味しいお食事を提供できるように、安全管理と衛生管理に日々努力しております。また、入院中でも季節を感じていただけるよう、それぞれの季節の行事食とメッセージカードを提供しております。入院中は患者さまに合わせた食事内容・形態を提供し、昼食時には管理栄養士と言語聴覚士が病棟訪問を行っております。食欲低下や摂取不良の方への個別対応も行っており、患者さまやご家族と相談しながら病状に合わせたお食事の提供を行っています。

【元旦メニュー】
赤飯
鯛の昆布蒸し盛り合わせ
清汁
紅白なます
みかん

栄養相談・出張健康教室について

患者さま一人ひとりに合わせた疾病の進行予防、食生活改善のアドバイスを行っております。生活習慣病の食事相談だけでなく、食欲低下や食べ物が飲み込みにくくなったなどのご相談もお伺いいたします。食事や栄養のことで不安なことや相談したいことがある方はお気軽にご相談ください。
また、サロンや健康教室などの集会へ出張健康教室も行っております。地域の皆さまとの交流を深める機会に、また健康増進のお役にたてればと考えております。

検査科

臨床検査科は臨床検査技師1名で検査業務を行っており、主に検体検査と生理機能検査をしています。

検体検査

血液・尿・便を検体として、生化学・免疫血清・血液学的検査を行っています。生化学自動分析装置をはじめ様々な測定装置で検査を実施し、正確で迅速な検査結果を臨床医に報告できるように努めています。

生理機能検査

心電図検査・24時間血圧測定検査・呼吸機能検査・血圧脈波(ABI)検査・終夜睡眠ポリグラフィー検査・超音波検査を実施しています。終夜睡眠ポリグラフィーは睡眠時無呼吸を簡易的に評価する携帯型睡眠評価装置(ウォッチパット・PHILIPS社製)を導入し、ご自宅で検査することが可能です。
その他にも院内の感染対策や住民啓発セミナー企画チームの一員として住民健康教室などの活動を他部署のスタッフと連携して取り組んでいます。

検体検査室

携帯型睡眠評価装置
(ウォッチパット・PHILIPS社製)

薬剤科

入院患者の薬物治療支援

入院時にお薬手帳を活用して、持参薬の確認や代替薬の提案をしております。また腎機能等の検査結果を参照して、処方支援やTDM(薬物血中濃度測定)を実施しています。

他施設や地域との連携

保険薬局からの疑義照会を受ける窓口となり、医師の負担を軽減しています。
多職種による退院前カンファレンスに参加して、家族、ケアマネージャー、受け入れ施設との間で薬の管理や調剤方法(一包化等)について話し合います。退院時薬剤情報提供書を発行して情報共有を行い、退院後も安心して薬物治療が続けられるようお手伝いしています。また住民啓発セミナー企画チームの一員として、地域住民を対象に健康教室を開催しています。

医薬品の安全使用推進

医薬品に関する研修会の開催や院内ラウンドを実施して、医薬品の安全使用のための啓蒙活動と監視を行っています。

医薬品管理

適正在庫となるように医薬品を計画的に購入し、さらに、薬剤科及び各部署に配置されている医薬品の使用期限や数量を定期的に確認し、有効活用ができるよう管理しています。

チーム医療

多職種による病棟回診やカンファレンスへの参加、院内感染対策の実施、及び医療安全の推進に取り組んでいます。
当院薬剤科は「安心・安全・適正な薬物治療の提供」を目標に活動しています。お薬手帳は大切なツールとなりますので入院時には必ずお持ちください。

リハビリテーション科

スタッフ紹介

医師1名
理学療法士3名
作業療法士1名
言語聴覚士1名

診療内容

私たちは入院や外来の患者さまに対して、基本的な動作能力の回復、日常生活で必要な動作能力の獲得を目的として理学療法・作業療法を行っております。また脳血管疾患などの後遺症による言語障害に対して言語聴覚療法も行っております。
入院中のリハビリは月曜~土曜行っており、外来でのリハビリは月曜~金曜に行っております。

地域に根差した病院として

当院では週1回は多職種による定期的なカンファレンスを行っており、退院前には病院スタッフやケアマネージャー、デイサービスのスタッフ、福祉機器の業者の方など多職種でカンファレンスを行っております。また地域に根差した病院として自宅での生活に不安がある方、自宅の環境を整える必要がある方に向け、了承を得られた患者様には入院期間中に退院前訪問を行っております。当院のリハビリスタッフがご自宅を訪問し、手摺りの位置や必要な福祉用具について検討・提案を行っております。退院後には動作確認や新たな問題が生じていないかなど、退院後のサポートも行っております。また言語聴覚士や管理栄養士による退院後の摂食嚥下面のサポートも行っております。このように入院から退院に向けリハビリを行っていき、退院後も地域にお住まいの皆様が元気に過ごしていけるような支援に力を入れております。

外来リハビテーション

月曜日~金曜日の午前(8:30 ~11:30 )・午後(13:00~16:00)に診療しております。
リハビテーション担当医による診察は、原則として午前となります。
外来リハビテーションを受けられる方はリハビテーション担当医の診察が必要です。
初診時は必ず医師の診察を受けてから、リハビリにおいでください。
2回目以降は予約制となっておりますので、予約時間に合わせて御来院下さい。予約時間に間に合わなかった場合は、お待ち頂くもしくはリハビリを実施できないこともありますので御了承願います。
予約時間の変更については早めに担当療法士までご連絡頂きますようお願い致します。
摂食嚥下障害の方には医師よる嚥下造影(VF)検査の実施が可能です(外来予約制)。
検査結果をふまえて、必要に応じ、言語聴覚士による食事介助方法の注意点などの指導も実施しており、在宅・施設などで療養中の方のお役に立ちたいと考えています。

医療福祉相談窓口

ご自身やご家族が突然の病気や介護が必要になられた時、これからの生活について不安を感じ、さまざまな悩みを抱えられると思います。「介護保険について知りたい」など、まずはお気軽にご相談下さい。患者様、ご家族が安心して生活していただけるようにご相談を受け、解決に向けてのお手伝いをさせていただきます。お一人お一人の状況に合わせて、社会福祉士の資格を持った専門の相談員がご相談をお受けします。

医療機関の方
主に急性期医療が終了し、リハビリに取り組んで在宅復帰を希望される患者様を対象としています。転院依頼についても医療ソーシャルワーカーが窓口を担当していますので、下記連絡先までご相談ください。

医療福祉相談

病気に関連した心配事がありましたら、お気軽にご相談下さい。医療ソーシャルワーカーが問題の解決に向けて支援させていただきます。患者様だけでなく、ご家族からの相談もお受け致します。

ご来院の際は、1階「会計・受付」窓口へお声をおかけください
(受付時間内でも不在にすることがありますので、事前にご連絡いただくとスムーズです)