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循環器内科このページを印刷する - 循環器内科

概要

当院、循環器内科は1971年に当時中四国地方でもほとんど設置していなかったCCU(心臓血管疾患集中治療室)を開設、24時間体制での集中治療体制を確立し、以後、多くの重症循環器患者様の診療を行ってきました。現在の病床は、CCU4床、PostCCU20床、一般病床48床で、日々、救急症例、及び重症症例の管理を行っています。診療内容は、虚血性心疾患、不整脈、心不全と多岐に渡っていますが、特に松原広己副院長を中心とした肺高血圧症に対する治療実績は世界有数であり、多くの留学生が国内外から研修に訪れています。2020年4月には、岡山大学循環器内科の渡邊敦之講師(不整脈診療部門)が主任医長として赴任し、難治性不整脈診療が本格的に開始されました。現在は、多くの難治性不整脈や心不全患者様に対してアブレーション及びデバイス治療を積極的に行っています。

当科の特長及び治療方針

循環器疾患は多岐に渡り、また、高齢化社会に伴い循環器以外の基礎疾患を有する患者さんが多くなっています。当院は市内最大級の一般総合病院としての利点を生かし、それぞれの内科系疾患の専門医と密に連絡をとりながら、個々の患者さんの治療にあたっています。また、治療技術の進歩に伴い、循環器系治療法の選択肢も大変広がっており、どの治療が患者さんにとって最善で最高の治療になるか、個々の医師の判断のみでは困難となっています。当科では、毎朝の循環器カンファレンスで新規入院患者さんの症例検討及び、前日施行した治療を供覧しながら、活発に議論を行い、より良い治療法を選択しています。また、難治性及び救急疾患に対する治療には、僅かながらリスクを伴います。心臓血管外科とも密接に連携しながら、24時間体制で安全かつ高度な医療の提供を行っています。

医療関係者の皆さまへ

循環器疾患の治療の成否は、その後の基礎疾患の管理が大きく影響することが知られています。そのため、当科では病診連携と患者様の逆紹介を重要視し、当院とクリニック双方からの、よりきめ細やかな経過観察を目指しています。御紹介頂く際は、可能な限り地域連携を介して予約を頂くとスムーズになりますが、当日依頼も可能です。外来医はsub-specialityを有していますが、全員、循環器専門医ですので、どの曜日に御紹介頂いても結構です。

患者様へ

可能な限り、かかりつけの先生を介しての予約受診が待ち時間の関係で望ましいと考えます。当院かかりつけの患者様で予約外受診を希望される際は、受診前に電話連絡を頂くことで診察対応がスムーズになります。新患の患者様で受診を希望される際は、少しお待たせすることになりますが、ご了承ください。

曜日別外来表

午前 重歳 正尚 渡邊 敦之
杦山 陽一
松原 広己
渡邊 敦之*1
下川原 裕人 田渕 勲
午後 重歳 正尚 渡邊 敦之 松原 広己 松原 広己*2
下川原 裕人
田渕 勲
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*1:植込み型デバイス(植込み型除細動器、ペースメーカー)の予約外来になります。

*2:肺高血圧症の予約外来になります。

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