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リソースナース室

新生児集中ケア認定看護師

新生児集中ケア認定看護師は、出生・入院直後から数日間の急性期の赤ちゃんや、重篤な状態にある赤ちゃんの身体的ケアおよび成長・発達を助けるケア、家族分離状態にある親子関係形成を助ける看護ケアの実践、スタッフへの指導・相談などしています。

 
 
岡本 ゆかり 2016年取得
 

新生児が出生から退院までを過ごすNICUは、家族として生活していくためのスタートラインにあります。新生児と家族が一つの絆を形成し、笑顔で生活していけるよう支援しています。

新生児の神経行動発達は日々変化します。私たちNICU看護師は新生児との関わりを通して微細なサインを読み取り、必要なケアを提供していく役目があります。子どもの成長発達の促進に向けた個別的なケアをスタッフとともに考え、実践してくことを目標に取り組んでいます。

新生児ケアのやりがいや楽しみを伝えていけるよう、新生児集中ケア認定看護師として活動していきたいと思います。

 
【主な活動内容】
・新生児の成長・発達に合わせた看護実践
・新生児ケア、家族ケア、退院支援についての実践・指導・相談
・退院支援計画の推進
・新生児蘇生法に関する実践と指導
・新生児低体温療法講習会の実践と指導
・NICUの災害対策(年に2回の紙上シミュレーションの実施、トリアージの開始、減災についての教育)
・NICUにおける感染対策(病棟スタッフへの指導、他部門とのコンサルテーション)
 
 スタッフと赤ちゃんのケアを検討している場面
 
石野 陽子 2012年取得
 

胎児期から新生児期では身体的のみならず神経系を中心とした機能においても急速な発育・発達をする時期です。そのため人間の一生の土台はこの時期に作られるといっても過言ではありません。そこで私たちNICU看護師たちはNICUでの看護の目標を後障害のない成長・発達を支援するだけではなく、その子の人生の質を保証することまで考えて行わなければならない責任があります。

人生のスタートを笑顔で始めることができるように、そして笑顔で退院できるように新生児集中ケア認定看護師として関わっていきます。

 
【主な活動内容】
・安全、的確なケアを実施
・家族に分かりやすく情報を提供し、母親の精神的支援の実践
・発達段階に応じた環境調整
・哺乳支援
・理学療法士と協働し効果のあるリハビリの継続を行う
・痛みのケア
・緊急時の対応ができる看護師の育成
 
 授乳中
 
守 純子 2007年取得
 

出生予定日よりも早く生まれた赤ちゃんや、病気を持って生まれてきた赤ちゃんの状態の安定化を図り、身体的・神経学的な発達を助け、赤ちゃんに優しい看護ケアを提供できるようにスタッフとともに頑張っています。

赤ちゃんのサインや反応を見逃さず、ひとりひとりの赤ちゃんに適したより良い看護ケアの実践を目指しています。赤ちゃんやご家族が、退院後もたくさんの笑顔で過ごせるよう頑張りたいと思っています。

 
【主な活動内容】
・NICUでの看護実践
・新生児集中ケアに関する看護ケアの教育や相談
・新生児蘇生法に関する指導
 
 赤ちゃんのケア中