がん性疼痛看護認定看護師の役割とは、がん性疼痛を有する患者さんとその家族のQOL向上に向けて質の高い看護を実践することや、実践を通して他の看護職者に対して指導・相談ができるようにすることです。
がんによる痛みは、診断時に20~30%、進行がん患者さん全体では75%に存在すると言われています。そのため、早期からがんによる痛みを患者さんが満足できる目標までコントロールし、がんの痛みに悩まされず患者さん自身でコントロールできる感覚を得てもらい、生活の質を維持・向上していくことが重要です。がん患者さんがどの病棟へ入院しても質の高いがん性疼痛コントロールを受けられるように正しい知識の普及と看護実践を行っていきたいと思います。
![]() |