開放病床利用
開放病床とは?
●病院の施設、機能の開放の一環として、病床の一部を、診療所のかかりつけ医に開放し、当院の医師と共同して診療を行うものです。
●診療所の医師が患者さまの入院が必要と判断した場合、開放型病床を利用いただきますと、かかりつけ医は、入院後も引き続き患者さまを訪問し、当院の医師と力を合わせて治療にあたることができます。
●退院後は、引き続き、かかりつけ医のもとで治療を受けます。
開放病床利用のメリット(理念)
【患者さまにとって】
●通常の診療は、登録医であるかかりつけ医にかかり、より専門的な診療や入院が必要な時は、紹介により病院にかかることで一貫した治療を受けることができます。
【登録医にとって】
●紹介患者さまがご入院された時には、病院に出向いて共同で診療にあたることができます。
●入院中も紹介患者さまの状態を把握することができるため、退院後の診療に役立ちます。
●病院の機能や施設を利用して、診療所の医師の専門的な知識や技能を維持、向上させることができます。
開放病床登録医になるには?
●ご希望の先生は、患者支援センター(地域医療連携室)にご連絡ください。
●必要書類を、郵送いたします。
●地域医療連携室宛に返送ください。
●事務手続きの後、登録医証を郵送いたします。
開放型病院共同使用料は・・・・
●開放型病院共同指導料(Ⅰ)
診療所の医師が、病院に赴いて診療を行った場合
1人1日につき350点 診療所が保険請求。
※ただし、その場合の再診料、外来診療料および往診料は
別に算定できません。また、同一入院にて、退院時共同
指導料1との両方の算定はできず、いずれか一方のみの
算定となります。
●開放型病院共同指導料(Ⅱ)
当院医師が診療所の医師と共同で診療を行った場合
1人1日につき220点 当院が保険請求。