ニュース(お知らせ)

ニュース(お知らせ)

2020年度初期臨床研修プログラムを改訂しました!

2019/07/04

2020年度より初期臨床研修プログラムの内容が大幅に改変されます。それに対応し、岡山医療センターでは以下の項目を変更しました。

よりよい研修ができるようにバージョンアップしています。本年度のマッチング試験受験に関して、参考にしてみてください。

教育研修部長:太田徹哉

(ローテーションスケジュールなど詳細はコチラ

 

1. 1年目4月はオリエンテーション

 

月間研修は週単位の換算となりますが、岡山医療センターでは月単位(約4週)でローテーションします。
1年目の4月は実質3週程度しかない為、オリエンテーション月間とし、医師としての基本業務(カルテ記載・処方・処置など)を学びます。また、将来的に進みたい診療科を選択することで、インターンシップとしても役立ちます。

 

2. 総合診療科と救急科を並行して2ヶ月研修

 

1年目に総合診療科と救急科の2科を並行して2ヶ月間研修します。これにより、救急患者と内科系初診患者を交互に診ることができ、入院後は総合診療科で引き続き主治医として治療を続けることができます。
また、2年目に救急科を1カ月ローテーションします。1年目で学んだ救急対応能力を更に高めることができます。

 

3. 内科系診療科2科並行研修

 

総合診療科は必修のため、他の内科系診療科(循環器、呼吸器、消化器、腎臓、糖尿病代謝、脳神経、血液)の中から5か月選択します。その際、当院独自の研修システムである、「内科系2科並行研修(2ヵ月)」を行うことができます。

(例:循環器/腎臓、呼吸器/糖尿病代謝、脳神経/血液など)

 

4. 外来研修は当院の1年目研修で完了

 

総合診療科/救急科研修中に16回、外科と小児科を研修中にそれぞれ2回、合計20回(4週)の外来研修を行います。
十分な臨床対応能力を身に着けた後、2年目の地域医療研修に臨みます。

 

 

5. 新必修科目(外科・小児科・産婦人科)

必修科目となった外科と小児科は、1年目にローテーションします。小児科に関しては、2年目に選択して、1年目の自由選択期間を2ヵ月にすることもできます。2年目で、産婦人科、精神科と地域医療(協力病院にて)をローテーションします。1年目で外来研修(4週20回)を修了しますので、地域医療機関において更に臨床実践能力を身に着けることができます。

 

6. 気管内挿管や集中治療管理を学ぶ麻酔科1ヶ月研修

 

救急3か月研修のうち、1カ月の麻酔科研修を行います。気管内挿管などの救急手技や、麻酔時の全身管理、ICUによる集中治療管理を学ぶことができます。

 

7. 9ヶ月(36週)に及ぶ自由選択期間

 

1年目で1ヶ月、2年目で8ヶ月の自由選択期間があります。特定のコースを選択する必要はなく、自分の思い通りにカスタマイズした研修を行うことができます。

 

 

▲このページのトップへ