初期研修プログラム

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2020年度初期臨床研修プログラム改訂に伴い、以下のようなプログラムに変更しました。

研修プログラム

臨床医療におけるミニマムリクワイアメントを確実に習得することを目的とし、内科6ヶ月、外科1ヶ月、小児科1ヶ月、産婦人科1ヶ月を必修にしています。 救急3ヶ月の内、1ヶ月を気管内挿管や集中治療管理を学ぶことができる麻酔科研修にしています。 2年間において必要選択科目以外に9ヶ月(36週)に及ぶ自由選択期間を設けています。 その間に当院29診療科において研修が可能です。

研修スケジュール

初期臨床研修医 研修スケジュール 一年次

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※小児科を2年目に選択し、1年次に自由選択を2か月にすることもできる。

初期臨床研修医 研修スケジュール 二年次

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「よりよい研修システムとは?」その問題に絶えず取り組み、研修医の意見と指導医の考え、それらを総合して新たなプログラムを作成しました。 その要点は、以下の通りです。

1. 1年目4月はオリエンテーション月間
研修は週単位の換算となりますが、岡山医療センターでは月単位(約4週)でローテーションします。
1年目の4月は実質3週程度しかない為、オリエンテーション月間とし、医師としての基本業務(カルテ記載・処方・処置など)を学びます。また、将来的に進みたい診療科を選択することで、インターンシップとしても役立ちます。
2. 総合診療科と救急科を並行して2ヶ月研修
1年目に総合診療科と救急科の2科を並行して2ヶ月間研修します。これにより、救急患者と内科系初診患者を交互に診ることができ、入院後は総合診療科で引き続き主治医として治療を続けることができます。
また、2年目に救急科を1カ月ローテーションします。1年目で学んだ救急対応能力を更に高めることができます。
3. 内科系診療科2科並行研修
総合診療科は必修のため、他の内科系診療科(循環器、呼吸器、消化器、腎臓、糖尿病代謝、脳神経、血液)の中から5か月選択します。その際、当院独自の研修システムである、「内科系2科並行研修(2ヵ月)」を行うことができます。
(例:循環器/腎臓、呼吸器/糖尿病代謝、脳神経/血液など)
4. 外来研修は当院の1年目研修で完了
総合診療科/救急科研修中に16回、外科と小児科を研修中にそれぞれ2回、合計20回(4週)の外来研修を行います。
十分な臨床対応能力を身に着けた後、2年目の地域医療研修に臨みます。
5. 新必修科目(外科・小児科・産婦人科)
必修科目となった外科と小児科は、1年目にローテーションします。小児科に関しては、2年目に選択して、1年目の自由選択期間を2ヵ月にすることもできます。2年目で、産婦人科、精神科と地域医療(協力病院にて)をローテーションします。1年目で外来研修(4週20回)を修了しますので、地域医療機関において更に臨床実践能力を身に着けることができます。
6. 気管内挿管や集中治療管理を学ぶ麻酔科1ヶ月研修
救急3か月研修のうち、1カ月の麻酔科研修を行います。気管内挿管などの救急手技や、麻酔時の全身管理、ICUによる集中治療管理を学ぶことができます。
7. 9ヶ月(36週)に及ぶ自由選択期間
1年目で1ヶ月、2年目で8ヶ月の自由選択期間があります。特定のコースを選択する必要はなく、自分の思い通りにカスタマイズした研修を行うことができます。

研修型病院・施設

精神科研修
  • 岡山大学病院
  • 岡山県精神科医療センター
  • 公益財団法人慈圭会 慈圭病院
地域研修
  • 社会医療法人緑壮会 金田病院
  • 矢掛町国民健康保険病院
  • 渡辺病院

内科系重点ローテート例

1年次(1年目の自由選択で内科系診療科を2ヶ月選択)

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2年次(自由選択7ヶ月)

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外科系重点ローテート例

1年次(1年目外科をプラス1ヶ月、自由選択で整形外科を選択)

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2年次(自由選択7ヶ月の中で外科系診療科を複数選択)

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小児系重点ローテート例

1年次(1年目で小児か・産婦人科を選択)

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2年次(自由選択9ヶ月で小児診療に関係した科を選択)

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