放射線科のトピックス
X線血管撮影装置 デジタル(FPD)バイプレーン
当院では現在、カテーテル検査のためのX線血管撮影装置デジタル(FPD)バイプレーンを循環器用として2台稼働しています。
Philips社製 Allura Xper
FD10/10
○バイプレーン装置の特徴
1回の撮影で2方向の造影検査が行える。
少ない量の造影剤で検査ができる。
撮影回数を減らすことで検査時間が短くでき、被曝線量を少なくすることができる。
末梢の血管までしっかり観察できる。
循環器用心臓カテーテル装置2台体制で緊急の検査にも迅速に対応できる環境が整っています。このような環境を活かすことにより、患者様にやさしい検査が行えると思っております。今後とも、これらを駆使して皆様のお役に立っていきたいと思っております。
○冠動脈性疾患に対して
CAG:冠動脈造影
PCI:経皮的冠動脈形成術
○肺高血圧疾患に対して
PAG:肺動脈造影
BPA:肺動脈バルーン形成術
○その他血管に対して
CAS:頸動脈ステント留置術
EVT:末梢動脈疾患カテーテル治療
○冠不整脈に対して
ペースメーカー留置
ABL:アブレーション(電気焼灼)治療