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産科・婦人科                妊娠と薬外来について

スタッフの紹介

診療科紹介

Ⅰ)産科の特色

妊娠・出産から新生児にいたる高度で専門的な医療を提供できる施設として、平成17年4月1日付けで「総合周産期母子医療センター」の指定を受け11年が経過しました。主に県東部の周産期医療の中核病院として、新生児科、小児外科と協力して、麻酔科をはじめ内科や外科など関係各科のバックアップのもと、24時間体制で母体・胎児・新生児の医療に携わっています。

1)出産児数と帝王切開率の推移

出産児数は減少傾向です。帝王切開率は逆にやや増加傾向ですが,高齢妊娠の増加やローリスク妊娠・分娩の減少が原因と考えられます。

 

2)低出生体重児・極低出生体重児の出産数の推移

若干の増減はあるものの,超低出生体重児(出生時体重1000g未満)の出生数は25〜30人で、極低出生体重児(出生時体重1000g以上1500g未満)の出生数は20〜25人で推移しています。

 

3)ハイリスク経腟分娩への対応

当院では、双胎妊娠の経腟分娩(図3)や帝王切開既往のある妊婦の経腟分娩(図4)のように、リスクの高い経腟分娩にも患者ならびに家族と相談のうえ対処しており、良好な成績をおさめています。これには、分娩中に母児の状態が急変した場合に、緊急で帝王切開ができるシステムが必須であり、新生児科、麻酔科ならびに手術室スタッフの強力なバックアップのおかげといえます。

 

4)母体搬送数の推移

平成21年以降,分娩数は減少傾向にありますが,救急車による母体緊急搬送やハイリスク妊娠の外来紹介はほぼ一定の数で変化がありません。

 

5)多胎妊娠専門外来の開設

双胎妊娠は母児双方にとってのハイリスク妊娠です。私たちの施設では年間40組前後の双胎妊娠をみさせていただいており,よりきめ細かな母児管理をする目的で,平成28年11月より多胎専門外来を毎週水曜日の午後に開設しました。

 

Ⅱ)婦人科疾患

婦人科は非妊娠期の女性の診療を担当しており、「女性骨盤外科」と「女性内科」の二つの役割を持った診療科です。

「女性骨盤外科」としての婦人科で診療する代表的な病気が、子宮や卵巣の腫瘍です。当院婦人科では良性腫瘍を中心に、経過観察、お薬による治療、手術を行っております。良性腫瘍に対しては積極的に腹腔鏡手術を行っており、適応症例を増やすべく日々トレーニングに励んでおります。

「女性内科」としての婦人科で診療する病気は多岐にわたります。月経異常や、更年期の体調不良、性感染症など、人には相談しにくい症状で婦人科を受診される患者様は大変多く、意を決して受診された患者様に少しでも安心して診察を受けていただけるよう、専門的な知識と愛をもって診療にあたることをこころがけております。思春期の女性から、閉経後のご婦人まで、特に月経に関するお悩みをお持ちでしたらお気軽に婦人科へお越し下さい。

 

Ⅲ)不妊・内分泌

一般的な不妊治療、検査について診させていただいています。体外受精などの高度な不妊治療は当院では行っておりません。

 

産科(2018年)の主な成績

2018年1月~12月
総分娩件数 542例
多胎妊娠(双胎) 40例
多胎妊娠(品胎) 2例
予定帝王切開 70例
緊急帝王切開 111例
帝王切開後経膣分娩 20例
出生体重1,000g未満 29例
出生体重1,000~1,500g未満 24例
緊急母体搬送受け入れ 116件
 

婦人科(2018~2019年)の主な手術成績

2018年12月~2019年11月
腹式単純子宮全摘出術 11例
膣式単純子宮全摘出術 7例
腹腔鏡下付属器切除術 15例
付属器摘出術(開腹) 3例
子宮頚部円錐切除術 11例
子宮筋腫核出術 4例
 
・特集診療科紹介 産婦人科(ザ ジャーナルVoll.11 No.3より抜粋)(PDF形式)